正しい髪のお手入れ方法
シャンプーやトリートメントのデイリーケア、ご自宅ではきちんとできていますか?もし自己流のやり方が間違っていれば、髪や頭皮にダメージを与えてしまうことになりかねません。美しい髪を手に入れるためにも、お手入れのハウツーを学んでおきましょう。
ブラッシング
ブラッシングの役割は髪を整えるだけでなく、汚れを落とし血行を良くする他、キューティクルを整えるなど良いこと尽くめです。ブラッシングは絡まりやすい毛先の部分から始め、毛先がほぐれたら髪の真ん中、根元の順番でブラッシングを行うのが基本です。
洗髪前に行うことにより、シャンプー剤の泡立ちも良くなって少量のみで済ませられ、頭皮や髪の負担も防げます。頭皮ケアの一環として1日2回は行ってください。
シャンプー
STEP1.予洗い
予洗いを行うことで、髪の汚れを約7~8割落とすことができ、シャンプーの泡立ちが良くなって洗浄効果も高まります。地肌まで十分お湯が行き渡るように、大体頭部の4ヶ所くらいで「ためすすぎ」を行ってください。お湯が熱すぎると頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌に繋がるため、温度は約38~40℃のぬるま湯に設定するのが鉄則です。
※「ためすすぎ」とは、指を髪の中に差し入れ、手の平にためたお湯で地肌を洗うこと。
STEP2.泡立てはしっかりと
適量を手の平に取り、モコモコに泡立てたら頭全体に広げましょう。手で泡立ちにくい場合は、ぜひ泡立てネットをご活用ください。※セミロングでワンプッシュぐらいが目安です。
STEP3.頭皮を洗うイメージで
しっかりと指の腹を使いながら“頭皮”の汚れを落としてきましょう。額の生え際から頭頂部の方向へと、頭皮をジグザグにマッサージするよう動かしていきます。洗う方向は、髪の流れとは逆に上から下へと突き上げるようにするのがポイントです。汚れが効率的に落ちますし、リフトアップ効果も高まります。
STEP4.すすぎ残しを防ぐ
すすぎ不足は、かぶれ・毛穴詰まり・フケなど、地肌トラブルの元です。地肌はもちろん髪にも良くありませんので、洗浄成分はしっかりと洗い流すようにしましょう。
トリートメント
トリートメント成分は表面のコーティングだけでなく、内部を補修するためのものです。髪の手触りやツヤに働きかけて扱いやすい状態へと導いてくれますので、しっかりと浸透させましょう。塗布前には髪の水気を切り、傷みがちな毛先を中心にして揉み込むように馴染ませます。蒸しタオルやヘアキャップをかぶり、5~10分ほどおくとスチーム効果で浸透率がアップします。トリートメント成分が全体に馴染んだら、あとはぬるま湯で完全にすすぎ流します。
乾かす
タオルである程度水気を拭きとりましたら、髪の乾燥とドライヤーの熱風から髪を守るため“洗い流さないトリートメント”をつけます。湿布後ドライヤーで乾かす際は、根元・中間・毛先の順で、髪から最低でも20cmは離しましょう。仕上げに冷風モードに切り替えてキューティクルを引き締めれば、ツヤサラ髪の完成です。
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